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新年度が始まってから1ヶ月が経ち、ようやく生活リズムが整ってきたという方も多いのではないでしょうか？気温も徐々に上がり、初夏の気配が感じられる5月は、実は「不動産探しの穴場」ともいえる時期なのです。
今回は、なぜ5月が不動産を探すのにおすすめなのか、そしてこの時期に物件を探すメリットや注意点などについて、詳しくご紹介します。
1. 引っ越しシーズンがひと段落。良い物件がじっくり探せる
3月・4月といえば、不動産業界にとっては「繁忙期」です。進学・就職・転勤といった生活の大きな変化が重なるタイミングのため、多くの人が新生活に向けて物件を探します。そのため、人気のエリアや駅近物件などは早い者勝ちとなり、競争が激しくなりがちです。
しかし、5月に入るとそのピークが過ぎ、物件探しが落ち着いてきます。また、繁忙期に退去した部屋の原状回復が終わりきれいになった新しい物件も出てきます。するとどうなるか――。
じっくり内見できる
不動産会社の対応も丁寧に
家賃交渉の余地があることも
といったように、「落ち着いた環境で理想の住まいを探せる」というメリットが出てくるのです。
2. オーナーが家賃や条件を見直すタイミングでもある
繁忙期が終わった直後は、空室が残ってしまったオーナーが条件の見直しを行う時期でもあります。
「繁忙期にはすぐ埋まると思っていたのに…」というような理由で、
家賃を下げる
礼金・敷金をゼロにする
フリーレント（家賃無料期間）を設ける
など、より借り手に有利な条件がつくケースが出てきます。こうした情報は、インターネットのポータルサイトだけでなく、地域密着の不動産会社がいち早く把握していることも多いので、ぜひ一度ご相談ください。
3. 購入を考えている方にもチャンス
不動産を「借りる」のではなく「買う」ことを検討されている方にとっても、5月は狙い目です。
住宅ローン控除や金利動向を見ながら、なるべく有利なタイミングを探している方も多いですが、5月は以下の理由でおすすめできます。
新年度明けで売主が価格を見直すことがある
建売住宅の販売が本格化し始める
比較的スケジュールに余裕を持って見学・相談ができる
また、6月には梅雨に入り、物件の見学もしづらくなってきます。その前に行動を起こしておくことで、スムーズに住まい探しを進められます。
4. 気候的にも動きやすく、物件の「日当たり」や「風通し」もチェックしやすい
5月は過ごしやすい気候の日が多く、物件の内見や現地確認にもぴったりの時期です。暑すぎず、寒すぎず、花粉もピークを過ぎているので、気持ちよく見て回ることができます。
さらに、日照時間が長くなるこの季節は、物件の「日当たりの良さ」や「風通しの良さ」といった、居住後の快適さに直結するポイントを実際に体感することができます。これは、冬場や梅雨時期にはなかなか得られない貴重な体験です。
5. 引っ越し業者も比較的予約が取りやすい
物件が決まったあとの「引っ越し」についても、5月は有利です。3月・4月は引っ越し業者も繁忙期で、予約が取りづらかったり、料金が高騰することもありましたが、5月は比較的空きがあり、料金も落ち着いてきます。
無理なくスケジュールを組めて、引っ越し先での新生活もスムーズにスタートできます。
「不動産を探すなら春先！」というイメージが強いかもしれませんが、実は5月はじっくり良い物件を見つける絶好のチャンスです。焦らずに条件を吟味したい方、交渉もしやすい時期に動きたい方、そして物件の快適さをしっかりチェックしたい方にはぴったりです。
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